Foo Fighters | Glastonbury Festival 2017 | 2017.06.24

遂にフーファイがやってきた!

開演時間になるとギターを抱えて1人ステージに登場したデイヴ・グロール。自身の怪我によってキャンセルとなった2年前のグラストンバリーについて、代役としてヘッドライナーを務めたフローレンス・アンド・ザ・マシーンへの感謝を述べた後に、当時彼らがカバーした「タイムズ・ライク・ジーズ」を演奏するという何とも粋なスタートとなった。

会場中を走り回ってシャウトし続けるデイヴにオーディエンスはもちろん、撮影していたカメラマンたちもえらく興奮していて、隣から後ろから撮影しながら大声で歌う声が聞こえくる。

頭3曲の撮影が終わりプレス・テントに引き返している時も『おい見たか!最高じゃないか!アメージング!』と大柄なカメラマンが顔を赤くして声をかけてきた。 そう、レンズ越しに見るフーファイターズは本当に圧倒的な存在感なのだ。

撮影後に会場の一番奥、丘の上まで行ってみると10万人以上収容できる会場が人でぎっしり埋まっていた。 無数の巨大な旗が掲げられ発煙筒も焚かれて、デイヴの一挙手一投足に大歓声が返ってくる。終始全員で大合唱し、最後には巨大な花火まで打ち上がり。

これぞ皆が憧れるロックンロール・ショウをフーファイターズは見事にやってのけてくれた。

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Text by Masahiro Saito
Photo by Masahiro Saito