DYGLはこのところ海外のバンドのオープニングアクトを務める機会がいくつかあった。昨年11月にイギリスのフランツ・フェルディナンド、12月には韓国のバンドSay Sue Me、2月15日にはアメリカのペイヴメントと「ギターを中心とするインディ風味があるロック」が共通点ではあるけど、割と振れ幅がある共演相手である。
自分は昨年11月のフランツ・フェルディナンドの際に観たけど、一時期あった迷いを振り切っていて清々しく前向きなサウンドを奏でていた。2021年のフジロックのステージをよく覚えているけど、秋山信樹（Vo,G)の迷いをそのまま曝けだしたようなステージから、ここまで辿りついたのかと感慨深くなった。
昨年12月にリリースされた4作目のアルバム『Thirst』は、バンドが一から音を作り、レコーディングからミックスまでおこなったセルフプロデュースの作品となった。バンドの世界がより深くなってアコースティックから激しい音像の曲までバラエティが豊かになった。
バンドは1月20日の東京O-EASTから日本各地を廻る。その後、3月にはアメリカ・テキサスでおこなわれるSXSWに出演して、そのままアメリカツアーにでる。ここでの飛躍を期待するとともに、飛び立つ前の彼らの姿をみておきたい。
公演情報
東京 1月20日（金）渋谷 Spotify O-EAST
京都 1月21日（土） CLUB METRO
兵庫 1月22日（日） 神戸VARIT.
香川 1月24日（火）高松TOONICE
岡山 1月25日（水） YEBISU YA PRO
広島 1月27日（金） 広島セカンドクラッチ
熊本 1月28日（土） NAVARO
福岡 1月29日（日） BEAT STATION
宮城 2月3日（金） 仙台Rensa
北海道 2月5日（日）札幌SPiCE
愛知 2月9日（木）名古屋Electric Lady Land
大阪 2月10日（金）梅田クラブクアトロ
詳しくはLIVE INFOをご覧ください
