楽器の面白さに、気持ちの良い歌声。彼らの音楽には太陽がよく似合う
時折雲の隙間から太陽が顔を出す2日目の朝霧JAM。トップバッターを飾った2人組バンド、ロット・バルト・バロン。ベース、キーボード、バイオリン、トランペット、トロンボーン、計5名のサポートメンバーを引き連れ、ステージ上で奏でられる様々なサウンド。そこに混ざり合う人間の強さを感じるような三船雅也(ヴォーカル / ギター)の声が爽やかな風に乗せられ、ムーンステージには心地よい空気感が漂う。こんなにも、晴れたの朝霧が似合うバンドは他にいないのではないだろうか。最後に演奏されたのは、来月リリース予定の「ダイイング・フォー」。「みんな、死なないでね」と言いながらステージを去っていく彼らに、大きな拍手が送られた。
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