幽玄なミニマルメロウが富士山の麓を揺らす
肌寒くなってきた16時過ぎ。サウンドチェックでリズムが放たれるだけで歓声が沸き起こる。ブルーパープルのライティングの中、全員の音が重なり合い、船出のようなミニマルメロウの大作「テンペスト」からスタート。櫻木大悟(ギター/ヴォーカル/シンセサイザー)のファルセットも磨きがかかった印象だ。誰しもがステップを踏む人気ナンバー「SSWB」、ベースの重低音がフィールドを揺らす新曲「チャンス」など、全6曲にも関わらずキャリアをコンパクトに網羅したメンバーにアンコールが起こるほどの好演を見せてくれた。
D.A.N. | 記事一覧
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