まるでヘッドライナーのような盛り上がり
最終日の夕方、フォトピットに向かって歩きながら「あと少しで終わりだな」なんて考えてしまい少し寂しい気持ちになっていたけど、そんな感傷的な気分をビッフィ・クライロは良い意味で見事に壊してくれた。
去年のフジロックでも観ていたけど、ヨーロッパでの人気は段違いでかなりの人数の観客が集まっていた。直前のバリー・ギブやシック、この後のエド・シーランが目当ての人もいるんだろうけど、そういう人たちも巻き込んでライヴ前からやたら盛り上がっていた。そんな中登場したバンドは一曲目の「Wolves Of Winter」から持ち前のラウドでエネルギッシュなサウンドが全開で、最終日のトリ前というよりは金曜日に戻ったのかな?と思えるほどに気持ち良く、縦横無尽にステージを駆け回るメンバーを観ているだけでこれまでの疲れが一気に吹き飛んでいった。
Biffy Clyro | 記事一覧
SMASHING MAG アーカイブス