パーク・ステージをに虜にした4人の日本人
昼間のパーク・ステージに到着したのはひとつ前のライヴが終わる少し前。辺りを見渡すと客はまばらで、メイン・ステージのひとつにしては少し寂しいなと思ってしまう。
メンバーが登場してタイゲン(Vo/Ba)の「行きますか!」という一言で演奏が始まると暫くはステージ上の撮影に夢中になってしまった。ボーニンゲンのライヴを観るのは2度目だったけど、シンプルで軽快ですらあるメロディを深くかかったエコーやディレイで鳴らす音楽は一度聴けば忘れられないし、細身で長髪を振り乱しながら演奏する姿はかなりのインパクトがある。
ライヴの終盤、タイゲンがステージを飛び降り観客の方まで駆け寄ってきたところで後ろを振りかえるといつの間にか大勢の人たちが集まっていた。全身でベースを弾くその姿に大歓声で応える観客たち。ボー・ニンゲンは本当にこの国で受け入れられているんだなと実感したライヴだった。
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