2024年の現在(いま)、QUEEN + ADAM LAMBERTを観るべき5つのポイント

世界中に熱狂の渦を産んだ映画『ボヘミアン・ラプソディ』。その熱量そのままに2019年からスタートした『The Rhapsody Tour』、日本では2020年1月にさいたま、大阪、名古屋の三都市で開催され、行われた4公演は全てソールドアウト。見事大成功を収めたが、その直後世界はCOVID-19パンデミックに見舞われ、ツアーは一時中断となってしまった。そして、世界が再び動き出したと共に、2022年7月、『The Rhapsody Tour』はアイルランドから再始動。ライブの内容もアップデートを果たし、4年ぶりに日本に戻ってくる。東京ドーム、京セラドーム大阪、バンテリンドーム ナゴヤ、札幌ドームの4会場5公演で行われる今回のツアーは、クイーン史上初となる4大ドームツアーだ。言うまでもなく過去最大クラスの規模で、東京ドームは初開催、札幌はなんと42年ぶりの開催となる。昨年末の紅白歌合戦の出演も大いに話題となった彼らのステージは必見だ!

そこで本記事では『2024年の現在(いま)、QUEEN + ADAM LAMBERTを観なければいけない5つのポイント』と題して、「映画は観たが、生のクイーン+アダム・ランバートは観たことがない人」や「クイーンは好きだけどフレディ・マーキュリー(Vo/Pf)のいないクイーンを観ることに迷っている人」向けに、ヴォーカルを務める“アダム・ランバート”について改めて紹介すると共に、本ツアーの注目ポイントを紹介していこうと思う。

Photo by © Miracle Productions LLP / Bojan Hohnjec

クイーンのライブの真価はスタジアムライブにあり

クイーンのライブの醍醐味は、何と言っても「バンドとファンの対話によって生み出される圧倒的な一体感」だ。映画のライブエイドのシーンにもあった「エーオー!」のコール・アンド・レスポンスに高揚し、“We Will Rock You”の手拍子と足踏みによる地響きに震え上がり、多くのアンセムに声が枯れるほど全力でシンガロングする。そして締めに終演後の“God Save The Queen”を聴きながら幸福の余韻に浸る──。そんな一連のパッケージ体験はクイーンのライブでしか味わえないものだ。

彼らのライブの醍醐味を存分に堪能するために、必要になってくる重要な要素のひとつが、会場が「スタジアム」であること。もちろん会場のサイズを問わず楽しめることは間違い無いのだが、クイーンのライブはやっぱりスタジアムで堪能したい。映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観た人なら理解できると思うが、イギリスのウェンブリー・スタジアムで行われたライブエイドのライブシーンは、そこにいるのが俳優やエキストラであることを分かっていても震えたし、感動で涙した人も多いと思う。

Queen “Radio Ga Ga” (Live Aid 1985)

80年代以前、ライブをスタジアムで行うことは今ほど多くなくて、それはとてもスペシャルなものだった。だからこそ、ライブエイドのような盛り上がりが生まれた部分もあると思うが、頻繁に行われるようになった今も、スタジアムライブはスペシャルなものだし、そこでしか味わえない感動は変わらない。

現在スタジアムでライブを行うロックバンドと言われてパッと思い浮かぶのは、U2、フー・ファイターズ、コールドプレイ、ミューズ…といった錚々たるメンツで、いつからか彼らのようなバンドを「スタジアムバンド」と呼ぶようになった。スタジアムバンドを言語化するとすれば「スタジアム全体を掌握するほどの圧倒的なパフォーマンスをするバンド」といったところだろうか。そんなスタジアムバンドの元祖を辿っていくと、真っ先に思い浮かんでくるのがクイーンだ。

もちろん、当時スタジアムでライブを行なっていたバンドはクイーンだけではない。ザ・ビートルズやザ・ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリン、エマーソン・レイク&パーマーなど名だたるレジェンドバンドがスタジアムでのライブを行なっていた。しかし、そんな中でも「会場全体を掌握して一体にする」という点においては、クイーン…そしてフレディの右に出るものはいない。それはあのライブエイドでのライブが証明しているし、過去に行われてきたクイーンのスタジアムライブを観ても分かると思う。

クイーン+アダム・ランバートで行われた4年前の京セラドームとナゴヤドーム(現バンテリンドーム ナゴヤ)のライブもまた大盛況だったと聞いている。僕自身はどちらのドーム公演も観ていないため、「かつてのスタジアムライブと同じ体験ができる!」と断言はできないが、日本武道館(2016年9月)やさいたまスーパーアリーナ(2020年1月)でのライブを観て、かつてのスタジアムライブの映像を観直して、改めて「クイーンはやっぱりスタジアム(ドーム)で観たい!」と思ったのは事実だし、彼らがドームで演奏している姿を思い浮かべるだけでも鳥肌が立ってくる。

Queen “Bohemian Rhapsody” (Live In Wembley Stadium 11th July 1986)

何故ヴォーカルがアダム・ランバートである必要があるのか、その意味を知る

アダム・ランバートがクイーンの曲を歌うことに関して、「ヴォーカルがフレディじゃないクイーンなんて…」と懐疑的になっているファンは決して少なくないと思う。それほど、クイーンのヴォーカリストであるフレディの存在が大きかったことは否定できない事実だ。

2000年にバッド・カンパニーのポール・ロジャースをヴォーカルに迎え、「クイーン+ポール・ロジャース」として活動していた時も、クイーンが活動再開するという喜びと、もう二度と観られると思わなかったクイーンのライブが生で観られるという感動、それらを僕らファンに与えてくれた価値のある再結成ではあったが、ポール・ロジャースのヴォーカルスタイルがフレディのそれとは異なる印象を与えたということもあって、再結成に「フレディのヴォーカル感」を期待していたファンにとっては物足りなさを残した。

しかし、そこに現れたのがアダム・ランバートだったのだ。10歳の頃から舞台・ミュージカル俳優として活動を始めた彼は、大学中退後にハリウッドに移住すると、様々なミュージカルに出演し、俳優としてもシンガーとしても大きく成長を遂げていった。その後、ゲイであることのカミングアウトや、その他紆余曲折ある中で、徐々に彼の中に「ロックスターになりたい!ロックスターのように生きたい!」という感情が芽生え、その方向に舵を切るようになった。その後、様々なオーディション番組に出演して、2009年に行われたアメリカのオーディション番組『アメリカン・アイドル』の出演へと繋がっていく。

その最初の選考でアダムは“Bohemian Rhapsody”を披露。長年に渡って培われてきたその類まれな歌唱力と表現力を持って、彼は次々と選考を進めていった。その時のアダムの第一印象について、当時の審査員は興奮した口調でこう語っている。「ロバート・パティンソンとフレディ・マーキュリーを足して2で割ったみたいだ。僕はこんなヤツを待っていたんだよ!一体、今までどこにいたんだ!」。すると、そんな彼の噂と躍進っぷりが色々な人からブライアン・メイ(Gt)へと伝わり、じきにアダムからブライアンの元に直接連絡が行ったという。直接会話をした後、ブライアンはYouTubeで彼のパフォーマンスを観て感動。その時のことをブライアンはこう語っている。

ブライアン「アダムに普通ではない“何か”があることは明確だった。そして、ロジャー(・テイラー(Dr))から僕に電話がきたんだ。(中略)アダムは明らかに僕たちと波長が合うことがわかったし、ケミストリーが生まれると思ったんだ。僕らが組んだことは非常に自然で、みんな自然と顔を見合わせて笑顔になった。僕たちの(『アメリカン・アイドル』でファイナリストとして共演した際の)演出による反響はすごく大きかった。だからその時からアダムと一緒に組むことは脳の片隅にあったんだ」

Adam Lambert and Queen “We Are the Champions” – American Idol Finale

さらに、ブライアンはフレディがアダムをどう思うかについても、以下のような肯定的な考えを述べている。

ブライアン「フレディもアダム・ランバートの歌い方を気に入ると思ってる。これまでたくさんの“声”を聞いてきたけど、アダムのような“声”は本当に初めてだった。だから、フレディが聴いたら何度も何度も “(笑顔で)この野郎!” と言っている姿が思い浮かぶよ。フレディとアダムが一緒になれたら、最高の時間を過ごすことができただろう。彼らは人間的にも音楽的にも似ているところがあるからね」

そんな出会いがあり、2012年にクイーンとアダム・ランバートは、はじめて「クイーン+アダム・ランバート」となった。「フレディとそしてクイーンの素晴らしい楽曲に敬意を表すため結成した。フレディもそうであってほしいと願うよう、ファンのために曲のエネルギーを途絶えさせないためにやるんだ」というアダムのコメントには、ただ「クイーンの曲をリスナーに繋いでいくために…」というクイーン愛が詰まっている。

それから12年が経ち、今もなおクイーン+アダム・ランバートとしての活動が続いているのは、大前提としてクイーンの楽曲の素晴らしさが世界のリスナーに響き続けているというのもあるが、それと同じくらいアダムへの信頼感の大きさもある思っている。

セクシャルマイノリティ(ゲイ)という共通点を持つフレディとアダム。かつてフレディの書いた歌詞は抽象的な表現が多く、中にはゲイであることによる苦悩を含めた様々な心情が込められている曲もあると言われている。しかし、そこにある真意は同じ苦しみを抱いたことのある人間でしかわからないものだ。だからこそファンの中には「アダムならフレディの心情を理解した上で、歌に乗せ届けてくれるんじゃないか?」という期待感が当時からあったし、実際彼はそれに完璧に応えてくれた。その結果が「12年」という長きにわたる活動に繋がっていることは間違いないだろう。

Queen + Adam Lambert rock ‘Don’t Stop Me Now’ – Platinum Party at the Palace – BBC

混沌とした時代、手を取り合って、その想いを世界へ

気になるセットリストだが、ほぼ日本でしか歌われない特別な曲がある。そう、“手をとりあって”(洋題:Teo Torriatte (Let Us Cling Together))だ。ブライアン曰く「クイーンが感じている日本のファンとの強い絆」が込められたこの曲で起きる日本語歌詞パートの大合唱は「至福の時間」の一言に尽きる。

そんな“手をとりあって”は、1976年に発表された5thアルバム『A Day at the Races』の最後に収録されている、アルバムを締めくくる大事なポジションの曲だ。特筆すべきは、この曲が日本限定のボーナストラックではなく、全世界どの国のバージョンにも収録されている収録曲であるということと、歌詞に日本語の歌詞が含まれていることだ。

手をとりあって、このまま行こう
愛する人よ
静かな宵に
光りを灯し
愛しき教えと共に

1976年に初めてフレディがカタコトの日本語で《手をとりあって〜》と歌ってから約38年。この「手をとりあって」という言葉は、ずっとクイーンメンバーの中に生き続けている。そんな彼らの思いは音楽以外の活動に表れているように思う。

代表的なところで言うと、フレディのエイズによる死去をキッカケに設立された世界規模でHIVやAIDSの啓蒙活動等を行うチャリティー財団『マーキュリー・フェニックス・トラスト』の活動や、アダムによって設立されたLGBTQ+の人たちが抱える様々な社会的問題に対してサポートしていく非営利活動団体『フィール・サムシング・ファンデーション』の活動が挙げられる。

慈善団体の活動以外にも、2008年9月にウクライナの若者に向けてエイズ啓蒙を目的とした35万人を集める無料ライブをハリコフのフリーダム・スクエアで行ったり(※1)、さらには昨今のウクライナ情勢を受けてそのライブ動画をYouTubeで公開し、何百万人といるウクライナの難民のため、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)への寄付を募ったりと、世界中で「手をとりあって生きる」ための活動を行なわれている。

Queen + Paul Rodgers – Live In Ukraine 2008

さらに、2021年にNHKで放送された「コロナを越えて光に向かって」をテーマにした報道番組にブライアンがVTR出演。そこで彼はフレディや父のハロルド・メイ(※2)を亡くした時に感じた大きな喪失感と精神的に打ちのめされた自身の体験を、当時の世情(パンデミックなど)と重ね合わせてこう語った。「どん底の僕を救ってくれたのは音楽だった。音楽は人々の精神的な支えとなり、困難を乗り越えるうえで重要なものなんだ」と、どん底から立ち直るためのいち手段としての「音楽」の重要性を説いたのだ。さらに、そのコメントの最後にこう言った。

「“手をとりあって”、この世界で力を合わせていきましょう」

日本のクイーンファンにとって思い入れの強いこの曲が、曲の発表から38年の時を経た現在も世界の人々をつなげるメッセージとなっていることが、ファンにとっては誇り以外の何物でもない。

“手をとりあって / Teo Torriatte (Let Us Cling Together)”

この節の最後に、今年元日に発生した能登半島地震の翌日、ブライアン・メイのオフィシャルサイトに掲載されたブライアンのメッセージの和訳がX(旧Twitter)にポストされていたので紹介しようと思う。

(※1)ウクライナのHIV感染者/エイズ患者は24万人で、戦前の時点でその割合はヨーロッパ最悪の水準と言われている。
(※2)ブライアンが使用しているギター(レッド・スペシャル)はハロルドと一緒に製作されたもので、今もなおメンテナンスを続けながら使用している。

メンバーの日本への想い、そしてその“絆”を感じよう

先ほども書いたが、バンドの日本に対する想いはとても強い。それは1975年4月まで遡る。3rdアルバム『Sheer Heart Attack』のツアーの一環として初来日を果たした彼らは、羽田空港で待ち受けていた熱狂的なファンの姿を目の当たりにし、彼らは一様に驚きを隠せなかったという。なぜなら当時はまだ“Bohemian Rhapsody”も『The Night Of Opera』すらも存在してなかったし、何ならイギリス本国においてヒットチャート上位にはいたものの、一部メディアなどから「イロモノ」扱いされていた時期で、ザ・ビートルズのような国民的人気バンドでは決してなかったからだ。

日本のリスナー、特に当時ロックを聴いていなかった女性たちが何故クイーンに熱狂したのか?それは、クイーンの楽曲の素晴らしさがベースにあることは間違いない。しかし、それと同じくらい大きかったのは、当時日本にあった「ロック=マッチョな不良少年が聴く音楽」という風潮、それを覆してしまうほどの魅力がバンドにあったからだ。その魅力とは、「どこか人工的であり浮世離れしていて且つセクシャリティに満ちた(当時の)彼らの美麗な雰囲気」であり、そこから派生して根付いていった「メンバーの思想やファッション哲学、そして音楽性、それら全てひっくるめた素晴らしさ」である。

そういった「クイーンの“全て”を好きになった(当時の)ファンの想い」はすぐにメンバーと通じ合った。そのキッカケのひとつとなったフレディとファンのエピソードがあるので紹介する。来日時、フレディがホテルから外に出ると、道路の反対側には多くの日本人ファンがいた。すぐにフレディの存在に気付いたファンたち。しかし彼女たちは一切フレディのプライバシーを侵害することなく見守っていた─と、そんな日本人の優しさや奥ゆかしさを感じる様々な出来事に、フレディは信じられないほど感動したという。それ以来、バンドにとって、フレディにとって、日本は特別な国になり、それが“手をとりあって / Teo Torriatte (Let Us Cling Together)”の発表に繋がっていったのだ。

そんなクイーンとファンの関係性は、フレディの死後も様々な形で日本中に拡大していく。“I Was Born To Love You”の連ドラ主題歌起用や、“Don’t Stop Me Now”や“Bicycle Race”などのTVCMソング起用など、徐々にファンでない人にも広がっていったクイーンの名曲たち。そして映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットで一気に認知度が爆上がりし、新たなファンを獲得した。

そんなファンの増加に少なからず影響していると思われる「多様性を認めよう」という時代背景。そんな中で開催されたのが昨年末の『NHK紅白歌合戦』で、「ボーダーレス」をテーマに開催された今回の放送は随所に「赤も白も関係ない」雰囲気が感じられ、個人的には過去一番心に響いた紅白だった。

Queen + Adam Lambert “Don’t Stop Me Now” (第74回NHK紅白歌合戦)
https://youtu.be/pMpHfH5TW24?si=PuqHJ8hD7h_yjyAy

そんな昨年の紅白で「ボーダーレス」を表現する、ひとつの大きなポイントとなっていたのがクイーン+アダム・ランバートの出演だったと思う。フレディが存命だった時代、「多様性を認めよう」という風潮は今と比べ弱いものだった。そんな時代の中で、当時フレディは映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも描かれていたように、自らのジェンダーに関してタブロイド誌から偏見や差別の目を向けられ続け、言葉では言い表せないほどの苦しみに苛まれていた。当時そういった報道は、当然ファンの目にも留まっていたはずだし、それに促されて差別的感情が生まれたファンも中にはいたと思う。それでも、ファンがずっとフレディを応援し続けたのは、楽曲やライブを通して築き上げられたフレディに対する圧倒的な信頼感があったからこそで、だから「フレディの性が何であっても関係ないよ。だってフレディはフレディだから」と今も変わらず思い続けていられるのだ。

時代は変わって、多様性に対する認知が広がってきている現代において、LGBTQ+のミュージシャンに対する奇異な視線は少なくなったように思う。そんな背景もあって、アダムは若いリスナーにも自然に受け入れられた。しかし、それだけではきっと12年間も活動は続かなかったと思う(実際、初めは3ヶ月限定の活動予定だった)。12年も続いた理由、それはひとつ映画の大ヒットの影響が大きいと思うが、きっとそれだけではない。それは、ライブを通じたアダムのクイーンとファンに対する真摯な姿勢だ。フレディを心からリスペクトし、フレディ…そしてクイーンが生み出した素晴らしい楽曲たちを後世に伝えてくんだという彼の真摯な姿勢は、これまで行われてきたライブで確実にファンに伝わっているはずだ。そして、そこにあるのは「クイーン+アダム・ランバート」のシンガー、アダム・ランバートへの純粋なリスペクトに他ならない。デビュー当時から存在し続けているクイーンとファンの間にあり続ける“絆”は、フレディからアダムに引き継がれても、なお存在し続けているのだ。

Queen + Adam Lambert “The Show Must Go On” – O2 Arena 2022

これが最後かも?!現在(いま)しか観られない彼らのライブ

人間は誰もが、この世に生まれ落ち、いずれは死にゆくもの。そんなことは誰もがわかっていることだ。だからこそ「現在(いま)」を大切に生きるのが大事だと、様々な人が口にしているし、僕ら自身も感じている部分は少なからずあるだろう。今回の来日公演発表に際して、ブライアンと共にコメントを寄せたロジャーは次のように語っている。

「もしかしてこれが最後かも……なんて、誰にも分からないけどね。どうなんだろう?」

この言葉を受け寂しい思いが浮かんでくるのは仕方のないことだ。しかし同時に「現在(いま)を楽しまないと!」という思いもまた一緒に込み上げてこないだろうか?洋楽アーティストのライブは一期一会であることが多い。新人アーティストが初来日後に売れずそのまま次がなかったり、逆に初来日後に世界で大ブレイクを果たし日本と海外の間での人気格差が生まれてギャラの高騰化により呼べなくなる、なんてケースもある。

ベテランの大物アーティストも、理由こそ違えど今後来日しなくなるかもしれないという点においては同じだ。高齢化による体調面の不安や体力的な問題で来日できなくなるなんていう可能性は決して低くない。比較的コンスタントに来日してくれるボブ・ディランやポール・マッカートニー、ザ・ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトンらも、“次”が保証されている訳では決してない。

つまり何が言いたいかというと「観に行ける時に行こう!」ということだ。

前述したように、クイーンライブの圧倒的なエンターテインメントは唯一無二だ。アダムが参加するようになってからは、ステージ演出によるエンタメ性がより増し、ライブパフォーマンスによる感動をさらに増幅させている。しかし、それらはライブ会場に行かなければ体験できないもの。ライブは一期一会で、バンドの感動体験は会場に行かなければ味わえない。だから、みんなで現在(いま)を楽しむため、ライブ会場へ行こう!

Queen + Adam Lambert “We Will Rock You〜We Are The Champions”

公演情報

2024年2月4日(日) 愛知 バンテリンドーム ナゴヤ
<開場/開演時間>
OPEN 16:00 / START 18:00
<チケット>
GOLD席 ¥48,000 (限定グッズ付き/物販優先レーン/専用入場口)
SS席 ¥25,000
S席 ¥17,000
A席 ¥12,000 [SOLDOUT]
<チケット購入サイト>
イープラス / ローチケ / 楽天チケット

2024年2月7日(水) 大阪 京セラドーム大阪
<開場/開演時間>
OPEN 17:00 / START 19:00
<チケット>
GOLD席 ¥48,000 (限定グッズ付き/物販優先レーン/専用入場口) [SOLDOUT]
SS席 ¥25,000 [SOLDOUT]
S席 ¥17,000
A席 ¥12,000 [SOLDOUT]
注釈付きSS席(ステージサイド) ¥24,000
注釈付きS席(ステージサイド) ¥16,000
注釈付きS席(機材見切れ) ¥16,000
注釈付きA席(ステージサイド) ¥11,000
<チケット購入サイト>
イープラス / ローチケ / チケットぴあ / CNプレイガイド

2024年2月10日(土) 北海道 札幌ドーム
Special Guest : GLAY
<開場/開演時間>
OPEN 16:00 / START 17:30
<チケット>
GOLD席 ¥48,000 (限定グッズ付き/物販優先レーン/専用入場口)
SS席 ¥25,000
S席 ¥17,000
A席 ¥12,000 [SOLDOUT]
<タイムテーブル>
17:30〜 GLAY
19:00〜 QUEEN + ADAM LAMBERT
<チケット購入サイト>
イープラス / ローチケ / キョードー札幌 / チケットぴあ

2024年2月13日(火) 東京 東京ドーム
2024年2月14日(水) 東京 東京ドーム
<開場/開演時間>
OPEN 17:00 / START 19:00
<チケット>
GOLD席 ¥48,000 (限定グッズ付き/物販優先レーン/専用入場口) [SOLDOUT]
SS席 ¥25,000 [SOLDOUT]
バルコニー席 ¥20,000 [SOLDOUT]
S席 ¥17,000
A席 ¥12,000 [SOLDOUT]
各種BOXシート ¥80,000〜¥200,000 [SOLDOUT]
注釈付きSS席(ステージサイド) ¥24,000
注釈付きバルコニー席(ステージサイド) ¥19,000
注釈付きS席(ステージサイド) ¥16,000
注釈付きS席(機材見切れ) ¥16,000
<チケット購入サイト>
イープラス

■チケットに関する注意事項
※全席指定・価格は全て税込み
※GOLDチケットのグッズは後日発表予定
※未就学児(6歳未満)入場不可。6歳以上はチケット必要
※先行販売で規定枚数に達し次第、受付を終了させて頂きます。その場合、一般発売はございませんので予めご了承ください。
※演出によっては一部ステージが見にくい座席がございます。
※ハンディキャップエリアをご希望のお客様はS席のチケットをご購入お願いいたします。チケットご購入後、お手数ですが各公演お問合せ先へハンディキャップエリア利用申請のご連絡をお願いいたします。
※チケットの破損・紛失・公演日当日チケット忘れ等、いかなる理由でもチケットの再発行は行いません。
※万が一本公演が中止や延期となった場合、それに伴う会場までの旅費・宿泊費等(キャンセル料含む)の補償はいたしません。
※公演延期、中止の場合を除き、お客様ご自身のご都合、病気(新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ含む)や怪我などいか なる理由であってもチケット購入後の変更・キャンセル・払い戻しは一切できません。予めご了承ください。

リリース情報

来日記念盤スペシャル・ベスト・ライヴ・アルバム『絆(KIZUNA)』
発売日:2024年1月31日(水)

来日記念盤スペシャル・ベスト・ライヴ・アルバム『絆(KIZUNA)』

このスペシャル・ライヴ・ベスト・アルバムは、2023年11月15日(水)~11月30日 (木)まで、ユニバーサル・ミュージック内特設サイトで募集された「あなたの好きなクイーンのライヴ・トラックを投票しよう!」の集計結果から、上位16曲を収録。以下がそのトラックリストとなる。

<曲目>
1. 愛にすべてを /『オン・ファイアー』(2004)より
2. ’39 /『ライヴ・キラーズ』(1979)より
3. ドント・ストップ・ミー・ナウ /『ライヴ・キラーズ』 (1979)より
4. ボヘミアン・ラプソディ /『クイーン・ライヴ!ウェンブリー1986』(2011)より
5. 永遠の翼 /『ライヴ・キラーズ』(1979)より
6. RADIO GA GA /『クイーン・ライヴ!!ウェンブリー1986』(2011)より
7. ウィ・ウィル・ロック・ユー /『ライヴ・キラーズ』(1979)より
8. 伝説のチャンピオン /『クイーン・ライヴ!!ウェンブリー1986』(2011)より
9. キラー・クイーン /『ライヴ・キラーズ』(1979)より
10. ONE VISION – ひとつだけの世界 – /『クイーン・ライヴ!!ウェンブリー1986v(2011)より
11. ラヴ・オブ・マイ・ライフ /『ライヴ・キラーズ』(1979)より
12. ハマー・トゥ・フォール /『クイーン・ライヴ!!ウェンブリー1986』(2011)より
13. ステイング・パワー /『オン・ファイアー』(2004)より
14. カインド・オブ・マジック /『クイーン・ライヴ!!ウェンブリー1986』(2011)より】
15. 心の絆 /『クイーン・ライヴ!!ウェンブリー1986』(2011)より
16. セイヴ・ミー /『オン・ファイアー』(2004)より

<購入先サイト>
Amazon / HMV / Tower.jp

映画公開情報

ドキュメンタリー映画『フレディ・マーキュリー The Show Must Go On』
伝説のバンド《クイーン》ボーカル フレディ・マーキュリー、語り継がれる本当の姿

2018年に公開された 『ボヘミアン・ラプソディ』以降、若い世代も巻き込み人気が再燃したクイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーにフォーカスを当てた最新ドキュメンタリーが世界に先駆け早くも日本に上陸する。2024年2月16日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開される。

監督・脚本・編集:フィンレイ・ボールド
製作:ブライアン・アベック
編集:ジョーダン・ヒル、ダニエル・ウィンター
音響:クリスチャン・タント
出演:カシミラ・クック、ポール・ガンバッチーニ、ロージー・ホライド、ミック・ロック、ポール・ワッツ

その他詳細はオフィシャルホームページまで

Text by Shuhei Wakabayashi
Photo by Miracle Productions LLP / Bojan Hohnjec