夏がよみがえるような渾身のラブソングたち
照りつける太陽が雲に全く隠れないまま、正午をまわったレインボー・ステージエリアには”ヨギーズ”が集まってきた。角舘健悟(ヴォーカル / ギター)がメンバー全員とグータッチして、ファンキーなギターカッティングの「グッド・バイ」をスタート。しょっぱなからフルスロットルだ。「天気良くなって良かったね!知ってる人も知らない人も楽しんでいってください」という、健悟の言葉に続いて、4人のグルーヴが深くエロティックで、時にサイケデリアもまといながら、真夏のような太陽の中、オーディエンスを揺らす。
特にバックビートから8にリズムチェンジし、ロックンロールでスウィングする「クライマックス・ナイト」や、フィードバックノイズでメロウなグルーヴを覆していくようなラストの「ハウ・ドゥー・ユー・フィール」は圧巻。目眩がしそうな音像の中ににすさまじい気合いを込めた4人に心からの賛辞を。
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