eastern youth | 東京 STUDIO COAST | 2018.11.17

11月17日(土)、eastern youthが新木場スタジオコーストで開催されたイベント『Bowline2018』に出演した。2013年から続いているタワーレコードが主催するこのイベントは、毎回1組のアーティストがキュレーターとなり、タワーレコードとともにイベントの企画・出演アーティストの選定を行う。今回のキュレーターはSUPER BEAVER。イベントのテーマとして、ライブがかっこいいバンドだけを選ぶという趣旨の「現場至上主義」が掲げられていた。イベント開催前に公開された動画では、SUPER BEAVERのボーカルの渋谷龍太が、「ずっと聴いてるし、ライブ観るたびに泣いてるなと思って。でも泣いてるだけじゃ寂しいなと思って」とeastern youthに出演を依頼した経緯を語っている。

サウンドチェックが終わった時点で、出演時間まで6分時間が余った。「これで下がるの、すごい間抜けで嫌なんだよね」とステージ上の吉野寿(Gt/Vo)が語ると、ほぼeastern youthは初見と思われる、フロアいっぱいの観客から笑いが返ってくる。観客の年齢層が、とにかく若い。3人はいったんステージ袖に戻り、17時40分、定刻より演奏を始めた。

35分の持ち時間で、演奏されたのは6曲。9月下旬から続いている全国ツアーを重ねて、よく練られた演奏とともに、MCなしで一気に駆け抜けた。フロア前方の若い観客も、SUPER BEAVERが選んだバンドだということを理解して、ステージをじっと見つめて最後まで演奏を受け止めていた。フロアの反応がどうあっても、その場限りの盛り上がりは無用と言わんばかりの、刃のような鋭さをはらんだ轟音の塊、ときに染み入る歌心で圧倒して、サッと去っていく。こういうとき、eastern youthはめっぽう強い。

eastern youth 極東最前線/巡業 ~石の上にも三十年~
9/23(日)千葉 LOOK
9/29(土)京都・磔磔
9/30(日)金沢 GOLD CREEK
10/6(土)札幌 cube garden
10/27(土)仙台 CLUB JUNK BOX
10/28(日)盛岡 the five morioka
11/3(土)新潟 CLUB RIVERST
11/4(日)長野 LIVE HOUSE J
11/10(土)福岡 DRUM Be-1
11/23(金・祝)広島 4.14
11/24(土)岡山 ペパーランド
12/1(土)大阪・梅田CLUB QUATTRO
12/2(日)名古屋 CLUB QUATTRO
12/8(土)渋谷 TSUTAYA O-EAST

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Text by Keiko Hirakawa
Photo by Keiko Hirakawa