NONAME | 朝霧JAM 2017 | 2017.10.08
シカゴシーンの聡明でチャーミングなラッパーがその場を一つに
同郷のシカゴシーンが活況を呈する中、いまだチャンス・ザ・ラッパーを日本で未見のまま、新世代のラッパー、リリシストであるノーネームの出演はヒップホップ、ラップミュージックファン垂涎の出来事だ。 ギター、ドラム、キーボード(…
music media focus on "Live In the Moment"
シカゴシーンの聡明でチャーミングなラッパーがその場を一つに
同郷のシカゴシーンが活況を呈する中、いまだチャンス・ザ・ラッパーを日本で未見のまま、新世代のラッパー、リリシストであるノーネームの出演はヒップホップ、ラップミュージックファン垂涎の出来事だ。 ギター、ドラム、キーボード(…
夏がよみがえるような渾身のラブソングたち
照りつける太陽が雲に全く隠れないまま、正午をまわったレインボー・ステージエリアには”ヨギーズ”が集まってきた。角舘健悟(ヴォーカル / ギター)がメンバー全員とグータッチして、ファンキーなギターカッティングの「グッド・バ…
自身のロックンロール人生を投影したステージ
朝霧ジャム2017初日、レインボー・ステージ2発目は、ニューヨークを体現し続けるシンガーソングライターのガーランド・ジェフェリーズが登場。 ポークパイハットで粋にキメたガーランドがいたって自然体でステージに姿を見せると、…
幽玄なミニマルメロウが富士山の麓を揺らす
肌寒くなってきた16時過ぎ。サウンドチェックでリズムが放たれるだけで歓声が沸き起こる。ブルーパープルのライティングの中、全員の音が重なり合い、船出のようなミニマルメロウの大作「テンペスト」からスタート。櫻木大悟(ギター/…
カタルーニャの灼熱を今ここに
朝霧ジャム2017、2日目。フジロックに出演した2015年以来の来日となるスペインの自治州であるカタルーニャ州はバロセロナの国民的バンド、チャランゴがレインボー・ステージが登場だ。今年リリースされた新譜『エル・コウ・デ・…
2年ぶりの朝霧で見せた驚きのモンスター・バンドっぷり
テントを撤収した人も傾斜でまったり見ている人も、今年の大トリを待っている。ちょうどツアーをスタートさせたばかりのサチモスは結論から言うと、この朝霧JAM以前のフェスよりもさらにスタジアムが想像できるだけの演奏、アレンジの…
バンドセットでさらにポスト・ダブステップのその先へ
ドミニク・メイカーとカイ・カンポスによるマウント・キンビー。ジェイムス・ブレイクらとともにポスト・ダブステップを牽引してきた彼ら。ニューアルバム『ラヴ・ホワット・サバイヴ』ではこれまでの緻密なサウンドスケープから、いい意…
いつもの、安心のウィルコ節ロッケンロー
朝霧ジャム2017、初日のレインボー・ステージの三番手は、70歳を迎えてますます腕に、そして人生に磨きがかかる我らがギター・ヒーロー、ウィルコ・ジョンソンだ! ウィルコがいつもの全身黒でビシッとキメた出で立ちで登場し、キ…
祝・メジャーデビュー! 朝霧がダンスフロアになった圧巻の45分
2006年に結成、今年の秋にメジャーデビューが決定している京都出身のインストゥルメンタル・バンド、ジズーが満を辞しての初登場。場の空気を確かめるように、ゆっくりとしたスタート。そして、だんだんと演奏が白熱して行く光景は、…
朝霧ジャムよ、これがファンクってもんだ!
朝霧ジャム2017初日、レインボー・ステージの一発目をかざったのは、マーサ・ハイ ウィズ オーサカ=モノレールだ。今年で25周年をむかえる浪速の激アツファンクバンド、オーサカ=モノレールに”ソウル/ファンクのゴッドファー…
ニュージーランドのフロア盛り上げ名人、朝霧に登場
ニュージーランドの首都ウェリントンを拠点に活動する人気プロデューサーのマイク・ファビュラスによるプロジェクト、ロード・エコーが待望の朝霧ジャム初登場を果たした。 「みなさん、元気ですかー? 私たちは、ロード・エコーです。…
巧みな強さ
赤坂ブリッツは満員だった。19時10分ころ、フリートウッド・マックの「ザ・チェイン(The Chain)」が場内に流れる。お客さんの半分は外国人でないかと思うくらいの比率。日本以外でこの規模の会場はあり得ないからだろうか…
最新型エンターテインメントのあり方を魅せた夜
日本が世界に誇るテクノポップ・ユニット、パフュームが3月17日にSXSWで魅せたステージは最高に眩しかった。プロジェクションマッピングを駆使した近未来的なステージに、観客の誰もが圧倒されていた。 既に3回のワールドツアー…
”ライヴ・ミュージックのキャピトル”の奏でる音の引力に引き寄せられて
「何より大切なのは、人生を楽しみ幸せを感じること、それだけです。」(“The most important thing is to enjoy your life – to be happy – it’s all tha…
10年前よりもたった今!
今夜の会場は、大阪は十三にある名ライヴハウスのファンダンゴだ。会場中にベタベタと貼られたバンドのポスター、周囲を怪しく照らす赤色の光、中央に向かって張り巡らされた世界中の国旗。ステージ奥に描かれたジャクソン・ポロックを感…